住んでからが難しい「沖縄移住」 ③つの安住ポイントをまとめました!

はいさい!!

リア充ピーターパンのおくそんです。

先日、仕事ついでに中城城址に行ってきました。 まぁ自動販売機という事業 にも書かせていただいた通り自販機の営業活動です。

相手の事も知らずに営業するのは嫌だ!!ということでちゃんと入場料を払い散策してきました。

ちなみに中城城址は世界遺産です。

出典:中城城址公式HP

護佐丸(ごさまる)

護佐丸(ごさまる)中城城が、いつ誰によって建てられたのか確かなことはまだわかっていません。もともとは当時の豪族「先中城按司」の居城だったと伝えられていますが、城主として有名なのは護佐丸という人物です。

護佐丸は山田城で生まれ、山田按司を継ぎ、第一尚氏王統時代の英雄として知られる尚巴志とともに、三山統一を成し遂げました。「按司」とは領主・支配者のことです。

その功績が認められ、読谷山の地を与えられた彼は座喜味に城を築いて移り、読谷山按司として尚巴志王の琉球統一事業に尽力しました。

しかし、その頃勢力を伸ばしてきた勝連城主の阿麻和利を牽制するため、王の命によりほどなく中城城に移され中城按司となります。そして1458年、第一尚氏王統第6代王・尚泰久の時に阿麻和利に滅ぼされました。

 

そんな中城城址ですが、妙なエリアがありました・・・。

散策を初めて10分くらい。

「ん??なんか細い道の先に建物があるけど・・・」

廃墟とか意外と好きな私ですが

 

え?(・∀・ )

 

なにこれ?

 

やばくね?無理無理、帰ろう。

ということで帰りました。そして営業活動も失敗に終わりました。

 

そんな私ですが、沖縄に移住して8年になりました! 道も沖縄出身の妻より詳しくなり、仕事も安定(辞めますが)し、あらためて沖縄いいとこだよな~~。

と思うのですが、沖縄移住後に地元に帰る人って結構多いんですよ(Θωθ*) まぁ近々私もそうなるんですが、私のような理由でなく「沖縄移住に失敗するひと」が多い件について調べてみました。

沖縄県の転入・転出事情

少し情報が古いですが、平成23年の沖縄県における「男女別転入・転出者数(沖縄県と他都道府県間)」によれば、離島を含む沖縄県への転入者数は26,686人であり、転出者数は23,539人のため転入超過数は3,147人です。

人口が増えている貴重な県、沖縄。
このうち、沖縄県へ転入した人のうち、転入前にいた前都道府県別に上位順でみると、東京都(5,449人)、神奈川県(2,856人)、福岡県(1,947人)、愛知県(1,644人)、大阪府(1,613人)、千葉県(1,584人)、埼玉県(1,454人)が他の都道府県に比べて多く、実は沖縄県からの転出先も、ほぼ同様の都道府県が上位となっています。

と、いうことは!!

県外から沖縄に移住した人たちが帰っている。

もしくは

沖縄出身者が県外に出て行っている。

このどちらかが当てはまるのかなと(・∀・ )彡

 

私が沖縄で生活して感じたことですが、沖縄生まれ沖縄育ちの人は「県外に移り住むなんて考えられない」と考えている人が多い!!若い人も結構多い!遊びに行くのはいいけど住むのは考えられん。

という人に多く出会います。

私としては「もったいないな~・・人生一回しか無いのだからせめて国内ぐらいならどこ住んだっていいのに」と思いますし、正直沖縄でずっと生活を続けるよりも一度県外や海外に行って客観的に沖縄を見た方が沖縄の良さや弱いところに気付くはず。 仕事に関しても視野が広がると私は思います。

沖縄出身の人でも、県外や海外で活躍している人もいっぱいいますからね!( ー`дー´)

 

おっと、話がそれましたが「沖縄移住に失敗し、地元に帰る人も多い」というのもこれまた問題です。

沖縄移住失敗あるある(結構よく聴きます)

・沖縄を理想郷だと勘違いし、勢いで来てしまったパターン

旅行で沖縄に来て、沖縄の景色のよさ・人の好さに触れ

「沖縄大好き!やばいんですけど~~(o´艸`)海ハンパない♪」

と、スイッチが入ってしまい住んでみたものの、キレイな海など見慣れてしまった。

しかも観光で来ているときに接してくれていた沖縄県民と、住んでみてガチで接触する沖縄県民との温度差に興醒めしてしまった。など。

まぁ~~よく聴きます。

 

・住んでみて沖縄の現状にぶち当たってしまった

私のように「とりあえず住んで、バイトでもしながら仕事を探せば何とかなるっしょ!!」みたいな感じでろくに下調べもせずに沖縄移住をしてしまったパターン。

・沖縄でのバイト事情=まず時給がめっちゃ安い。

あれ?高校生の時のほうがバイト高かったけど・・・。なんてザラです。沖縄県の最低賃金が去年ようやく693円から714円になりました。 大体日中のバイトだったら800円~900円が良いとこです。

沖縄県は仕事しなくても生きていけるなんて噂もありますが、それは都市伝説なので甘い幻想は禁物です。まぁ普通に考えればわかるよね。

 

・物価安い=都市伝説

都市伝説が多いですね!!( ゚∀゚)「でも沖縄って物価安いんでしょ??」なんてよく言われますが、とんだ勘違いです。むしろ高くね??と思うほど。

こっちで買えないからネットで注文したら1000円の商品に送料が1500円だったりします。安定のamazonさんに助けられてはいますが・・・。ちなみに地価も、九州内では福岡県に次いで2番目に高いそうです。

 

・沖縄の人はあたたかい=移住となると話は別

みんながみんなそうではないですが、沖縄県民には、移住してくる本土の方を毛嫌いする人が多いです(過去に受けた差別や、おじぃおばぁから受け継がれてきた風習の影響もあるかと)
また、文化においては、本土とは全く違うものが殆どなので、慣れないことや納得のいかないことが非常に多いと思います。

私も営業で名刺を渡すと、必ずと言っていいほど「あんた内地か??」と聞かれます。そしてそのあと80%位の確率で沖縄に来た理由も聞かれます。

「ないちゃー」という言葉もあり、県出身者と県外出身者を区別する意味合いでよく使われます。今でもよく言われますよ(^_^.)

ただ逆もしかりです。

沖縄出身者が「本州で嫌な思いをした」という事も多々あります。

基地問題を含め、沖縄県と「それ以外」の県民の溝は思っているより深いのです。

今では私も県外と沖縄との温度差を感じます。基地問題とかね・・・成人式とか・・・ 報道がどうしても偏りがちですからね。

 

安住ポイント①

・郷に入っては郷に従え

まぁその通りです( ゚∀゚) 沖縄県には独自の文化、考えが多数存在します。ってかもともと国が違ったんだから当たり前ですよね。

しかも沖縄には戦争後アメリカの統治下になった歴史もあります。出向とかではなく自分の意思で沖縄に住むのであれば、最低限の歴史や沖縄の風土は知っておいたほうが良いと思います。

さっきも言ったように、それだけ沖縄県とそれ以外の溝は深いのです。

「東京ではこうだった!」とかこんなん常識でしょ!!とひけらかすのもOUTです(°∀°)

 

安住ポイント②

・食文化に慣れよう

沖縄には独自の食材が多く存在します。ゴーヤーは有名ですが、それ以外にも色々あります。

食材もそうですが調理方法もなかなか独特で、出張で来た本社の社員が沖縄料理を食べて「沖縄料理苦手だわ~~」となるのはあるあるです。

まぁどうしても苦手なら食べなきゃいいだけのですが、ずっと住むのであれば外食することもあるだろうし沖縄料理も店によってかなり味付けが違うので自分の好みの店を探してみましょう。

 

安住ポイント③

・区別されてもイライラしない。そして共感できる仲間をみつけよう

さっきも書いたように、沖縄県民の中には「県外出身者をよく思っていない」人も確かに存在します。

もうそれは仕方のないことです。

なんの解決にもなってない感がハンパないですが、いちいち気にしてイライラしていたらこっちの気がもちません。

もし沖縄出身の子と結婚したり、沖縄出身者のお嫁さんになったらさらに激しい環境に身を置くことになります。(特に後者)県出身者でも難儀に思うようなイベント?が盛りだくさんなので覚悟しましょう。

自分自身沖縄にいて一番助かったのは、

妻が県出身者であること

わかりあえる内地出身者が近くにいたこと

この二つが大きかったですね・・・。「なんで沖縄に?」と言われたら「いや~~、妻が沖縄の人でして(^_^.)気付いたときにはもうこっちにいました」と言ったら基本的に受け入れてくれます。本当の事ですし。

内地の話ができる人が近くにいたのも大きいです。

「日本そばのおいしい店を探そう」とか

「美味い寿司、刺身はどこだ!」みたいなくだらない事もできたのが心のゆとりにつながりました。

ただ。

 

その人は関西出身なので関東出身の私とは味付けの好みが異なるのでした。

ちゃんちゃん。

 

 

 

 

 

 

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