「リタイアバス」と言う名の恐怖。~あの日のことを僕らは忘れない~

はいさい!!

ゲボブロガーのおくそんです。

 

今日は今年度の業績好調のお祝いとして、会社近くのホテルで慰労会が開催されます!

 

(ヾノ・∀・`)ヤッホーい!!

 

今日の慰労会の事は妻にも言ってあるので、気兼ねなくお酒が飲めます!!

 

 

慰労会→二次会(プチ送別会?)→代行→ゲボの予感(゚∀゚)

気を付けます・・・。

 

その名は「リタイアバス」

いきなり本題ですが、「リタイアバス」って聴いた事、もしくは乗った事あります??

乗った事ある人は私と同じく残念な経験をした方でしょう。

 

私の言うリタイアバスとは、マラソン大会に出場したものの怪我や体力の限界により完走できなかった選手を回収し、スタート会場まで送り届けるバスのことです。

 

ちなみに今回書く記事は私自身が出場した「那覇マラソン」に関するものです。

32回NAHAマラソン 初心者ランナーの悲劇

 

リタイアバスに乗る人

そもそも乗らなければあんな恐怖を味わうことは無かったはず。

でもNAHAマラソンでは毎年リタイアバスに乗る為長蛇の列ができる。

そこでリタイアバスにのる人の特徴を私なりに分析してみた。

 

①ガチで走っている人が、何らかのトラブルにより負傷した

 

②そもそも中間地点までを目標にしていた

 

③頑張ったが、時間制限に間に合わなかった

 

④フルマラソンをナメきっていた

 

自分で言うのもアレなんですが、①と③は良しとして②と④はクソです。

 

まぁ私自身始めて那覇マラソンに出た時が④状態だったので、正直あんな狭い道を私みたいな練習もせずに「早歩きでなんとか完走出来るでしょ」とか思って出場したことを深くお詫び申し上げます。

 

完走するためにしっかり練習していたみなさん。

誠に申し訳ありません。

 

そして恐怖のリタイアバスに乗車・・・

私自身リタイアバスに乗ったのは一度きりです。

その時一緒だった先輩と、「もうあのバスには二度と乗らない」と固く決心することになるのでした。

 

リタイアバスって、走れなくなった人を救済するためにあると思っていたんですね。

なんかそんなイメージありません??

 

ですが那覇マラソンのリタイアバスは違いました。

 

那覇マラソンのリタイアバスは、

 

「フルマラソンをナメきっていた選手たちの根性を叩きのめす」バスだったのです。

 

乗車してすぐ、バスの中の雰囲気に驚きました。

 

カナリ大げさに言えば戦場の兵士を回収してるかのごとく、乗っている選手たちが疲労し・足がつり・異臭を放っている(私も)ということです。

 

そして一言も会話が聴こえません。

 

そしてさらに、那覇マラソンの交通規制により周辺道路が大渋滞。一向に前にすすみません。

 

きわめつけはコレ。

 

バス内で流れている「那覇マラソンのラジオ中継」

 

 

「いや~~、疲れましたけど何とか完走できました!沿道の声援に後押しされました!」

 

「ビール超美味いっす!やっぱフルマラソン後のこれがたまんないです!」

 

「今回初めて完走出来ました!練習してきて良かったです」

 

・・・。など。

バスが渋滞にはまっている間に時間は刻一刻と過ぎ、一般の市民ランナーがゴールする時間になっているのです。

 

中には60代、70代のランナーさえ完走している状況です。

 

フルマラソンという過酷な競技をナメ腐った気持ちで出場し、やっとの思いで中間地点まで到達しバスがくるまで「ごめんなさい、もう勢いで出場したりしません」と反省し、半端ものの烙印を押されバスに収容された私達に完走した選手の楽しそうな声が無情にも突き刺さるのです。

 

「お前ごときが完走できるか」

「わしより若いのに根性がないな」

 

と言われているかのようで。(被害妄想の可能性もあります)

 

バスの中の選手たちは相変わらず声を発しません。

 

そしてバスがスタート会場に着く頃には制限時間も過ぎ、完走証・完走メダルを持ち笑顔の選手たちがわんさかいるのです。

 

私はこの日のことを決して忘れません。

 

今ではあれ程までに叱咤される経験を味わうことが出来ないので、少し感謝しているほどです。

 

勢いではじめた事でも、ナメてかかると痛い目をみます。

 

さぁ。

 

興味のある方はぜひ今年のNAHAマラソンへ参加してみましょう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

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