まだ辞めてません。
が、脱サラブロガーのおくそんです。(あと18日稼働・・・)
先日「AIアナリスト」について【脱サラブロガー】看護師への道。「頑張る」ことをやめてみたら、逆に効率が良くなった話。 の中で少し話をさせていただいたのですが、(アナリティクスを解析してくれる機能)
残念ながら私のサイトはまだ分析するほど情報が得られないようです・・・( ;∀;)
精進します。
☒目次
清明祭(しーみー)って何??
「清明」とは中国から伝わった「二十四節気」の一つで、新暦の4月5日頃の「清明入り」から、二週間の間に行われる祖先供養の行事です。
ちなみに今年は4月4日が清明でした(‘ω’)
主な内容としては、家族、親戚で先祖が眠るお墓へ行き、墓庭を掃除しお供え物を準備したら、お墓の前にブルーシートを広げ食事をするというのが一般的かと思われます。
本土の方が見れば、お墓の前で食事をするって驚きじゃないですか!?これは家によってさまざまとは思いますが、私の祖父のお墓は霊園にあるので、そもそもシートを広げるようなスペースがありません。
ですが「しーみー」は沖縄ではお盆とお正月と並ぶ盛大な行事であり重要な行事でもあります。
土地の神様に墓が無事に何事もなかったことを感謝した後に、先祖の供養を行い、親戚一同が顔を合わせて仲良く団欒を過ごす様子を先祖に見せるということが「しーみー」のメインの部分と言えるでしょう。
「しーみー」で使うお供え物(例)
・果物
・お菓子(だいたいまんじゅうとか!奇数個)
・重箱料理(二重。ウサンミとも呼ばれる)
・餅(二重の餅を奇数用意)
その他:ウチカビ、ビンシー、ヒラウコー、など
ちょ!!!!?( ゚Д゚)
「その他」が意味不明すぎる。
という方のために補足を・・・
「ウチカビ」とは
簡単に言えばあの世のお金である。
紙銭(ガジビン)とも呼ばれる銭型の押し印を打った黄土色の半紙。亡くなった方がお金に困らないようにとの願いを込め、法事やお盆などの行事にウチカビを燃やして先祖の供養をするのだ。
沖縄では、ファミマやローソンでも売られている。
「ビンシー」とは
御願をする時に使う線香、徳利、杯、米、塩が収められる仕切りがついた木箱。
見た目はあれだが、ビンシーは各家の実印のように大切なもので、親兄弟でも貸し借りは禁止されている。
ちなみにお米もこんな感じで分けられている。
・洗ったお米(アライミハナ)
・洗ってないお米(カラミハナ)
「ヒラウコー」とは
沖縄独特の線香で、黒く平べったい形からヒラウコー・もしくは黒ウコーと呼ばれる。
拝む内容や拝む人によって、三本御香・一二本・一五本・二四本など供える本数が異なるので、割りやすいように縦に5本の筋が入っている。
ちなみに原料は「車麩」👈ふーちゃんぷる~の麩だよ。その車麩を作る工程で出るでんぷんを使用している。
「しーみー」主な手順
はじめにご先祖の御願を主に行う人(仏壇を持っている家庭の主婦)が、墓の左の土地の神に線香十二本をささげ、ウチカビを燃やし土地の神に感謝を祈ります。
それからお墓に線香十二本をあげ、参加者が各自三本をあげます。
その後、直系の子孫の代表(男)から順にウチカビを焼きます。
燃やした後は親戚一同の食事会をして団欒をします。(これが最初に書いたアレです!)
通常2〜3時間ほどで終わりますが、中には久しぶりに会う親戚同士会話が盛り上がり、夜まで食事をすることもあったりします。
年中行事の多い沖縄県。
県民であれば誰でも知っている「うーとーとー」正式には「ウートートゥ」なのかな?
神仏を拝むとき両手を合わせて唱える言葉です。
「あな尊い」という語源です。
なんか、いいですよね。語源がわかるとしっくりきます。
本土でいうあのCM、「お手てのしわとしわ、合わせて・・・・・」のやつより私は好きです。(見た目は変わらないですが・・・)
さぁ、春になり桜の季節になりましたね!( *´艸`)
沖縄を離れることが決まってから、沖縄のことをもっと知りたくなってきたおくそんでした。