どうも、おくそんです。
移動中の電車の中とか
ふとしたスキマ時間に、求人情報ばかり見ていたり
家に帰っただけで泣きそうになったらもう辞め時です
☒目次
ブラック企業って、なんだ??
休日に仕事がらみの作業を強制的にやらされたり、残業代の支払い基準が不明確だったりするとつい「あぁ、ブラックだな」と愚痴をこぼしたりすることはありませんか??
実際に普段は自社がブラック企業だと思っていなくても、理不尽なことがあったり精神的な圧力をかけられたりすると「ブラックだ」と感じてしまうことは多々あります。
会社の行事だから。
責任者だから。
任意だけどほぼ強制。
【当たり前だよね??】と言葉には出さない圧力が大なり小なりある。
そんなことはサラリーマンには当たり前なことなのかもしれませんし、私自身それを受け入れて10年間サラリーマンをやっていました。私自身休みでもやるのが当たり前と思っていたこともあります。
ただそれは、日々の日常業務がブラックではないからこそ出来たこと、感じた事であって本当のブラック企業で働いた場合「休日は体を休めることに徹する」ことしか出来ないことを知りました。
ブラック企業に努めると、もはや「ブラック」なんて冗談すら言えない状況になるということを身をもって知ることになりました。
ブラック企業の定義とは
色々と調べましたが、【ブラック企業】として厚生労働省等が定めている具体的な定義は無いようですが、『若者の「使い捨て」が疑われる企業』として特徴が明記されていました。
私のような30代が「若者」に分類されるのかどうかはわかりませんが以下のような企業がブラック企業の特徴なようです。
①労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す。
② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い。
③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行う。
引用元:厚生労働省|確かめよう労働条件|「ブラック企業」ってどんな会社なの?
厚生労働省として、これがブラックだ!!と定義している訳ではありませんが「ブラック企業の特徴は何ですか?」と聞かれたら大抵の人がこのような回答になるでしょう。
業務時間が長すぎる。
サービス残業が当たり前。
上司からの不当な圧力。
厚生労働省に明記されている特徴とほぼ一致しているので、上記のような職場=ブラック企業と認識してほぼ間違いはないでしょう。
実際にブラック企業で働くと、それがわからなくなる
頭ではわかっているはずなのです。
この会社はブラックだ・・・。
そう思いながらも、30代という年齢や家族の存在が自分へのプレッシャーとなり「もしかして自分が逃げているだけなんじゃないか??」
「転職したばかりなのだから、知識を増やすためにはサービス残業もしょうがない」
そんな考え方になり、ただただ精神をすり減らしながら働くようになります。
頭の片隅では「絶対おかしい」とわかってはいるのに、辞められない。そしてそのままブラック企業に染まっていくか、体が壊れるまで働くかのどちらかになるのかと私は思います。
私の場合、高圧的な先輩とまともに会話が出来なくなり、業務上絶対に伝えなければならないことまで伝えられなくなり結果的に取引先に迷惑をかける形になった時に気付きました。
「もう無理」
仮にも今まで10年サラリーマンをやってきて、それなりに責任感をもって仕事をしてきました。いつの時代でも「報・連・相」の重要性は身をもって知っています。
仕事の基本である「伝える」というそんな単純な事さえ出来なければもう働けない。と気付くことが出来ました。
ましてやその職場は医療関連。
伝達漏れが重大な事故につながる恐れもあります。
もはや「逃げ」だろうがなんでもいい!!私は辞めることを決意しました。そしてその日の勤務後に退職の意思を告げ、二度とその企業に足を踏み入れることはありませんでした。
転職したらブラック企業だった。
でも悩んでいる。どうしたらいいかわからくなっている人は、いつでも連絡してください。
なんでも聴きます。
責任はとれませんが、辞めたほうがよければ「辞めたほうが良い!!」と言います。背中だけは、押します。
ただ稀に。
ごく稀に。
ほんの少しのことで。
とSNSで報告をしてくる猛者もいます。
その場合は、叱咤するかもしれません。
本部の人事部に直接「辞めます」と伝えた
大事なことを伝えられなかったその日。
終始気持ちは沈んでいましたが、ダメだと理解したその瞬間から辞めることを決意していた私は、肩の荷が下りたようで割とスムーズにその後の業務を終えました。
病院での業務を終え、30分バスに揺られ駅まで行き、1時間ほど電車移動をした後さらにバスに乗り事務所に戻ります。
研修期間は、事務所で日報を書くためだけに約2時間かけて事務所に戻ります。
前々から思っていましたが、
クッソ無駄な時間です。
無駄にしないように携帯で日報作成をしながら電車に乗っていましたが、本当に無駄な時間だと思います。
そして事務所に戻り、何食わぬ顔で日報を作成し事務所のゴミを捨て、本部に電話をするため20時に退社をしました。
退社後すぐ、駅近くのベンチに座り採用時お世話になった本部の人事担当者に電話をしました。
「千葉営業所の○○です、お疲れさまです」
「申し上げにくいのですが、お伝えしたいことがございまして・・・」
配属後、自宅に帰れる時間が平均23時になったこと。先輩社員や業務内容についても現状を報告し、退職の決意が固いことをお伝えしました。
本来であれば、直属の上司に退職届を提出する流れが一般的だとは思うのですが、先輩および上司には会う事すら考えられない精神状況でしたので電話が精いっぱいでした。
「退職届を出して」と言われるかと思いましたが、そんなことは無くすんなりと私の申し出を受け入れていただきました。
※千葉営業所に関しては、ここ数年退職者が続出しているという情報は事前に掴んでいました。
後日自宅あてに会社書式の離職願いともろもろの書類が届き、私は届いたものと社員証や白衣をまとめて発送し意外とあっさり退職の手続きは終わりました。
踏み出せば、なんとかなるもんです。
なぜ先輩社員や上司はあの会社で働き続けることができるのだろう??という疑問だけが未だに心の中に渦巻いています。
最初は違ったのか。
「やりがい」が精神を超えているのか。
あきらめているのか。
入社僅かな期間しかいなかった私にはわかりませんが、すごいとは思います。
ただ、私は無理でした。